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Javaのメソッドの戻り値

はじめに

Javaのメソッドを利用するにあたって、戻り値の考え方は非常に重要です。

今回は、簡単にJavaの戻り値について、解説していきます。

1.メソッドを利用しないプログラム

まずはメソッドを利用しないで、加算結果を表示するプログラムを書いてみます。

例えば以下のコードのように30と50を加算し、出力するプログラムを考えてみます。(クラス名はmain、ファイル名はmain.javaとしてます)

public class main{
	public static void main(String[] args){
		int x, y, ans;
		x = 30;
		y = 50;
		ans = x + y;
		System.out.println("x + y = " + ans);
	}

}

これは「int型の変数xに30、yに50を代入し、ansにそれらを加算して、画面に出力する」というプログラムになります。

実行結果は以下の通りです。

$ java main
x + y = 80
$

望み通り、30と50の加算した結果である80が得られます。

これをメソッドの戻り値を利用して書いてみるとどうなるか、次の節で説明します。

2.メソッドの戻り値の利用

戻り値を利用すると、非常に見やすいプログラムを書くことができます。

先ほどのプログラムを戻り値を利用したプログラムに書き換えて見ましょう。

コードは以下の通りです。

public class main{
	public static int add(int x,int y){  
		return x + y;
	}

	public static void main(String[] args){
		System.out.println("x + y = " + add(30,50));
	}

}

2行目から4行目までaddというメソッドを定義しています。

add(int x, int y)という部分の意味は「このメソッドは引数としてint型の変数を2つ受け取る」ということです。

実際に7行目の部分で、30と50の2つのint型の整数を渡す宣言をしています。add(30,50)という部分です。

次に、3行目の説明です。このreturn文がこの記事の本題の戻り値を表しています。

return x + y ;

というのは、「受け取った2つの変数を加算して、メソッドの呼び出し元に戻す」という意味です。

呼び出し元というのは、7行目のadd(30,50)という部分です。

呼び出し元に返すのは加算した値であるため、30と50を加算した80が、呼び出し元に返され、出力されます。

3.処理を増やす

ここからは処理を増やして、戻り値の有用性を確かめていきます。

以下のコードを見てください。

public class main{
	public static int add(int x,int y){  
		return x + y;
	}

	public static void main(String[] args){
		System.out.println(add(30,50));
		System.out.println(add(100,200));
		System.out.println(add(1200,1300));
		System.out.println(add(1500,1500));
	}

}

このコードの実行結果は、それぞれのメソッドの呼び出し元が渡した整数を加算した結果になります。

$ java main
80
300
2500
3000
$

これは非常に有用で、メソッドの戻り値を使わない場合、1行ずつ、30+50、100+200…というように処理を書いていかなければならないところを、メソッドで共通部分をまとめることにより、シンプルなコードを実現しています。

これが処理を増やしたときの、メソッドの戻り値の有用性です。

最後に

ここまでが、メソッドの戻り値の説明です。

例では数行のプログラムを示しましたが、数千行や数万行の規模が大きいプログラムになると、メソッドの戻り値は重要な役割を担います。

この記事は簡単な例ですので、初学者の方々は是非、手を動かして、本記事で示したプログラムを書いてみてください。

何かあればコメントを頂けると嬉しい限りです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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